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トレーディングカード（Trading Card）とは

トレーディングカード（Trading Card）は、様々な種類の絵や写真があり、絵柄の交換（トレード）や収集（コレクション）を意図して販売・配布されるために作られた観賞用・ゲーム用のカードのことです。トレカと略称されることが多く、１９９０年代に入ってから日本にトレーディングカードが輸入され、広まりました。

アメリカではメジャーリーグを題材としたベースボールカードや、アメリカンフットボール、アイスホッケーなどのスポーツを題材としたカードが代表的ですが、映画、テレビ番組などのジャンルのトレーディングカードも根強い人気があります。日本のトレーディングカードも野球、サッカー、相撲、プロレスなどがあります。スポーツ以外でのトレーディングカードの題材はアニメや漫画、映画、テレビ番組、アイドルなどがあります。

２０００年代以降のトレーディングカードはゲームセンターやアミューズメント施設、スーパー、おもちゃ屋に設置してある「甲虫王者ムシキング」「オシャレ魔女ラブandベリー」などの、トレーディングカードアーケードゲーム（ゲームセンターに置いてあるアーケードゲームにコインで払ったカードで遊ぶカードゲーム）に使われるトレーディングカード、いわゆるアーケードトレカが、トレーディングカードの主流となりました。

現在１００種類以上あるトレーディングカードには、各種類ごとにレアカードなるものが存在します。そのようなカードはオークションなどで数多く取引されています。カードの人気度にもよりますが、高いものでは１枚のカードが数百万円以上の値段で落札された事もあるそうです。「カード１枚にそんな大金を使うなんて・・・」と思う方も居ますが、人それぞれのものの価値観があります。もしかすると自分にはトレーディングカードが不用品でも、そのカードを大金を出してでも買取って手に入れたいと思ってる人が居るかもしれません。

その価値観の違いによって入札額、買取額が変動する点がオークションの面白いところだといえます。